自学ノートの書き方が定まらずに悩むことありますよね。
3つのポイントを抑えるだけで自学ノートを上手にまとめられるんです♪
- 「目標・内容・まとめ」の3部構成で書く
- 黒・青・赤の3色でまとめる
- 余白を多くとる
この3つの書き方を実践するだけで、後から見ても分かりやすい自学ノートになります♪
実際に私も、小学校3年生から中学校3年生までほぼ毎日自学ノートを用い勉強をしていました!
自学を存分に利用し、お子さんの関心の幅を広げてみましょう!
- 自学ノートの上手な書き方のポイント
- 自学ノートのネタの作り方
- 自学ノートの面白いネタ帳大公開
自学ノートは書き方が命!3つの作り方のコツを紹介!
娘と一緒に自学ノートを作ることもあるけれど、結構ノートの書き方って難しいんだよね。
そうですよね。自学ノートは自由だからこそ決められた書き方がなく、慣れない時期は難しく感じてしまうものです。
ただ、慣れてしまえばこっちのもので、お子さんもどんどんと気持ちが乗って楽しく自学をしてくれるようになります♪
慣れるまでのステップとして書き方を知ることが大切です。
小学生と中学生それぞれのレベルに合わせた自学ノートの作り方をご紹介します。
中学生の自学ノートの書き方を知りたい方はこちらから。
小学生の自学ノートの書き方のコツ
小学生の自学ノートはこちらの3つのポイントを抑えましょう。
- 「目標・内容・まとめ」の3部構成で書く
- 黒・青・赤の3色でまとめる
- 余白を多くとる
それぞれについて詳しく解説していきます。
1.「目標・内容・まとめ」の3部構成で書く
画像のようにノートを3部構成で書くことを定着させると、子どもは自学の時にやることがはっきりするので自学にとっつきやすくなります♪
また、親にとってもメリットがあります!それは、子どもの自学のサポートが簡単になることです。
例えば、まとめが書きだせないのであれば、子どもは学習の中の重要な部分が見つけ出せないという課題があるということです。
そのため、親は学んだ内容の重要なところを一緒に考えてあげましょう。
このように、子どもの自学の進捗が一目で分かるようになるので、勉強のサポートが今まで以上に簡単に出来るようになります。
子どもへの勉強のアドバイスが不安という方にとってはとても嬉しいですね。
2. 黒・青・赤の3色しか使わない3色ルール
色んな種類のペンで書いたノートもカラフルで素敵ですが、見やすいノートとは言えません。
いつ見返しても綺麗で見やすい自学ノートを作るために「3色ルール」があります。
- 黒・・・通常の文章や単語
- 赤・・・特に大事な単語や文章
- 青・・・赤よりも重要ではないが大事な単語や文章
赤と青の使い分けは、重要なポイントを見極める、優先順位を付ける練習にもなります。
ただ、低学年や中学年の場合は、自学ノートに慣れることが先なので色々なペンを使って楽しんで自学をしても良いですね。
高学年で勉強に本格的に取り組めるようになったらこの3色ルールを実践してみましょう。
ちなみに、私が赤をおすすめする理由は、「最も記憶に残りやすい色」と科学的にも証明されているためです。
視覚的にぱっと目に入りやすい赤をノートに使うと、見返す時もすぐ重要な箇所を見つけられますよね。
3.余白を多くとる
余白を多くとる理由は、「見返しやすい」ことと「先生がコメントを残しやすい」ことの2つです。
自学ノートってやりっぱなしが多いのではないでしょうか?
余白を多くとることで、パッと見ただけでわかりやすいノートになります。テスト前の復習などにも使えそうですね♪
さらに、自学ノートは担任の先生とのコミュニケーションツールの一種です。
先生はノートの中の間違いを訂正してくれたり、先生の考えを書いてくれたりしますよね。
私が小学生だったころは返却されたノートに書いてあるコメントをとても楽しみにしていました。
このようなコミュニケーションが自学のモチベーションをどんどん上げていきます!
中学生の自学ノート書き方のコツ
- 「目標・内容・考察・質問」の構成で書く
- 黒・青・赤の3色ルールでノート作成
- 余白を多くとる
1.「目標・内容・考察・質問」の構成で書く
中学生の自学ノートは小学生の自学ノートよりも一歩踏み込んだノートにしてみましょう。
目標や内容に加えて、考察と質問が増えました。考察に関しては内容のまとめにとどめないで学習をやってみた感想や次回への意気込みなどを書いてみましょう。
考えを毎日自学ノートに書きつけておくことで、文章力が付くことはもちろん、ノートを見返した際に当時の気持ちまでもがよみがえってくるので記憶の定着がしやすいです♪
質問の項目は先生への質問を書いてみましょう。
どんな内容の自学でも質問を考えることで自然と学習内容を考えることに繋がり思考力や質問力が伸びていきます。
2.黒・青・赤の3色ルールでノート作成
中学生は小学生と比べても非常に学習量が多くなりますよね。
そのため、授業のノートや自学ノートの配色は最低限にして内容の理解に時間を使いましょう!
- 黒・・・通常の文章や単語
- 赤・・・特に大事な単語や文章
- 青・・・赤よりも重要ではないが大事な単語や文章
ただ、カラフルにノートを彩ることで勉強のモチベーションが上がることもあります。
なので、青や赤などのベーシックな色以外の好きな色を使ってみましょう!
3.余白を多くとる
ノートに余白を多くとることで、計算式や後からわかったことの書き込みがしやすいです。
先生がプラスアルファの書き込みや添削をしてくれるかもしれないので余白は気持ち多めにとっておきましょう!
自学ノートのネタの作り方のおすすめはこちら!
自学ノートの書き方がわかったら次はネタを何にするかを決める番です!
自学ネタの作り方ってどのようにしたら良いのか悩みますよね。
この章では、小学3年生から中学3年生までの各学年ごとの自学ネタの作り方やおすすめのネタをご紹介していきます!
お子さんの学年に合わせた自学ネタの作り方で勉強をすすめていきましょう!
小学3年生
小学3年生は本格的に自学が始まる学年かと思います。
そのため、まずは自学ネタの作り方の基本を覚えたりノートの作り方を覚えたりすることを目標にしましょう!
国語
- ことわざを調べる
- 漢字の読み書き・書き順
- 読書感想文
算数
- 計算問題
- 単元の重要項目の復習
- コンパスや定規を使った図形を描く練習
理科
- 単元の復習
- 復習の問題を解いてみる
社会
- 出てきた地名や人物をまとめる
- 地図記号を調べる
- 授業の復習
小学4年生
小学4年生は、高学年に向けて基礎をしっかり固めていく段階です。
自学ノートも基礎固めを意識してネタを決めていきましょう!
国語
- 漢字練習
- 四字熟語を使った短文を作る
- 新聞を切り抜いて意見や感想を書く
算数
- 自作の計算問題
- 単元の重要項目の復習
- 教科書の例題や問題を解く
理科
- 単元の復習
- 授業内容と日常を繋げて感想や気が付いたことを書く(植物・電気・天気など)
社会
- 人名や地名についてより深く調べてみる
- 日本の有名な川や山、平野を調べる
小学5年生
5年生は中学年よりも学習内容が難しくなってくるので、自分で勉強をしたい部分や苦手を克服するための自学にできると良いですね。
国語
- 漢字の読み書き
- 習った漢字で熟語や文章を作る
- 四字熟語の意味を調べる
- 読書感想文
算数
- 教科書の例題や練習問題を解く
- 図形を描く練習
理科
- 授業の復習
- 様々な図鑑を調べる
社会
- 授業の復習
- 世界の国旗を調べる
- 世界の国の特徴を調べる
小学6年生
国語
- 四字熟語で文章を書く
- 200~300文字で作文を書く
- 漢字テストの勉強
算数
- 計算練習
- 習った内容で文章題を作って解く
- 展開図や立体の図形を描く
理科
- 授業の復習
- 星座を実際に観察する
社会
- 授業の復習
- 世界遺産を調べる
中学1年生
中学生になった途端に、学習量がとても増えます。毎日の授業で理解できなかった部分を自学で補うことが大切です♪
国語
- 漢字練習
- 300文字程度の作文を書く
作文は文章力をつけるトレーニングになるので何かテーマを決めて継続的に行うと良いですよ♪
数学
- 計算練習
- ワークを進めておく
自学は復習だけではなく予習でもOKです!苦手な分野などは予習をしておくと理解が進みますよ。
英語
- 英単語をノートに書く
- 教科書の文章の暗記
英語はとにかく慣れることが大事です。書く、声に出して読むなど五感を使って体に叩き込みましょう!
中学2年生
国語
- 300~400文字の作文作成
- 漢字練習
- 古典の活用の暗記
数学
- 単元の予習
- 計算練習
英語
- 教科書の文章のシャドーイング
- 英単語の暗記
シャドーイングとは、聞こえてきた音声を真似して声に出して読むことです!耳のトレーニングになるので続けると本当に成果が出てきますよ。
中学3年生
中学3年生は受験も入ってくるため、重要な時期ですよね。今までつけてきた自学の力を発揮するときです!
国語
- 市販の問題集を解く
- 漢字練習
数学
- 計算練習
- 1年生2年生の単元の復習
英語
- 英単語の暗記
- 英熟語の暗記
英語はやはり単語を知っているかで文章が理解できるかが決まってくるといっても過言ではありません。
自学ノートの面白いネタ5つ!マル秘ネタ帳はこちら!
クラスメイトと差をつけられる面白い自学ノートのネタ5つをまとめました!
お子さんの興味関心の幅を広げるのにピッタリな面白いネタだらけなので、お子さんと一緒に見ながらどれに取り組むか決めてみてください!
- 1週間やってみた日記をつける
- 身の回りのものの作り方を調べる
- 新聞を切り抜いてコメントをつける
- 知らなかった言葉の語源リサーチ
- 日常の不思議を調べる
この自学ネタは夏休みや冬休みの長期休暇期間の自由研究にも繋がるのでとてもおすすめですよ♪
1週間やってみた日記をつける
1週間だけテーマを決めて何かをやってみることが自学のテーマになります!
例えば、なわとびを1週間毎日30分やってみる、朝ごはんを1週間作ってみる、ペットに1週間新しい技を覚えさせてみるなど。
ノートに書く内容としては、「やったこと・感想・明日やること」です。そのほかにもアレンジして絵や図を書いてみてもよさそうです。
1週間続けることで、成長を実感することができ達成感も得られます。
さらに、親としても1週間くらいなら協力して一緒に頑張れる気がしますよね(笑)
身の回りのものの作り方を調べる
あなたはスマートフォンがどこで作られているか知っていますか?
このように日常にあるものが、どこでどのように作られて手元に届いているかを調べてみることも面白いですよね!
驚きの製法で作られていることもあるので先生をびっくりさせちゃいましょう!
例えば、鉛筆、シャープペン、ペットボトル、ゲームなども調べてみると面白そうです。
自学ノートを物の作り方でシリーズ化することだってできますね♪
新聞を切り抜いてコメントをつける
家で新聞を取っているご家庭ならば新聞を切り取りその内容にコメントをつけていくだけで独創性のある自学ノートになります。
例えば、天気欄や社説は小さめでノートにも貼れるサイズのコーナーです。
天気に対して当たった外れているや、理科で学んだ事と天気図を繋げてみることもできます。
新聞のその部分をを切り抜こうかと新聞に目を通すような習慣ができたら博識になること間違いなしですね♪
知らなかった言葉の語源をリサーチ
生活をしている中でお子さんからこの言葉の意味ってどういう意味か尋ねられることはありませ
んか?
そんな時は自学ネタにするチャンスです!お子さんの知らなかったワードの語源や、対義語、類義語を調べてノートにまとめます。
すると、お子さんの単語力や国語力も少しずつ向上していきます♪
日常の不思議を調べる
日常生活に潜む不思議を調査して自学ノートにまとめます。
テーマは多種多様で、お子さんの観察力が試されます!
例えば、天気が毎日変わる理由や、登下校の道に咲いている花の名前など身近に自学テーマは溢れているんです。
私も小学生の時に花を持ち帰り押し花にして自学ノートに観察日記を書いたことがあります。
このように日常を切り取る観察眼を養うことができますね♪
以上5つの面白い自学ノートのネタの作り方でお子さんの興味を広げてみてはいかがでしょうか?
お子さんの予想外な得意分野を発見できるでしょう!
まとめ
- 自学ノートの書き方のコツは、3部構成・3色ルール・余白を取る
- 中学生の自学ノートの書き方は、自分の考え考察や質問を入れてみること
- 自学ノートの面白いネタは新聞を切り抜いてコメントをつけるや、身の回りのものの作り方を調べる
自学ノートの書き方の3部構成は「目標・内容・まとめ」です。
この基本を抑えて充実した自学ノートを作っていくことで、より勉強へのモチベーションが上がっていきそうですね♪
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